「社会の中の医療?医学」で長崎知事が講義しました!

2021年12月23日 トピックス

 现在还能买足彩的app,买足彩用什么app3年12月21日(火)、甲府キャンパスにおいて、長崎幸太郎 山梨県知事を全学共通教育科目「社会の中の医療?医学」の授業にお招きし、「『感染症に強靭なやまなし』を目指して」と題してご講義いただきました。この授業は医学科の教養発展科目(必修)にも指定されていることから、医学科を中心に4学部あわせて100人以上の学生が参加しました。
 長崎知事のご講義は昨年に続いて行われたものです。新型コロナウイルス感染症のため昨年度はオンラインでしたが、今年度は公務の時間を割いてご来学いただき、対面授業が実現しました。同科目では、本学の教員のみならず、社会の様々な領域でご活躍されている方にもご講義いただいています。学生が医療?医学と社会の多様な接点や課題を知り、解決策について自ら考え、医療人として求められる基本的な資質と能力を習得することを目的としています。
 長崎知事は、まず、これまでの山梨県の新型コロナウイルス感染症対策を振り返り、本学と連携した医療体制の構築、グリーン?ゾーン認証制度、感染症対策センター(山梨版CDC)などについて、それぞれの特色をご説明されました。
 また、未来を見据えた戦略として山梨県が取り組んでいる『メディア?デバイス?コリドー構想(医療機器産業の展開による製造業振興)』についてご説明になりました。特に、医工連携の必要性、研究開発および人材育成面での本学との連携の重要性について強調されました。さらに、重度心身障害者医療費助成における『かかりつけ連携手帳』活用の実証モデル事業を、本学医学部附属病院においても実施していくと述べられました。
 最後に、参加した本学の学生に対して、「医療は社会と独立しているわけではない。医療が伸びれば経済が伸び、国も栄える。これからの社会を担う皆さんはそれを念頭において頑張ってほしい。」と、激励の言葉を贈っていただきました。
 参加者は熱心に聞き入り、ある医学科の学生は「山梨県の医療従事者になるためにとても意義がある講義だった。医療従事者になったときに活かせるようにしたい」と感想を述べました。