患者情報を一元化するシステム『SHINGEN(Smart Health INformation Gathering & Evaluation Network)』を開発

2021年9月2日 トピックス

 本学医学部附属病院は、宿泊療養から退所後のケアまでシームレスに医療スタッフが患者情報を共有する事が可能となるシステム『SHINGEN(Smart Health INformation Gathering & Evaluation Network)』を開発しました。
 これは、患者自身がスマートフォンから症状などを入力し、医療従事者らが一元管理するものです。同システムの導入により、患者の症状管理の効率化や健康観察の質の向上が図れ、医療体制の強化に繋がります。
 本学附属病院では、24時間体制で医師や看護師を常駐させ新型コロナウイルス感染症患者のケアを行う「医療強化型宿泊療養施設」(東横INN富士河口湖大橋、ホテルルートイン山梨中央)において『SHINGEN』をすでに導入しており、常駐する医師や看護師の他、本学附属病院の医師もPCやスマートフォンで情報を一括管理?共有しています。また退所後も、システムによる継続的な健康状態の管理を行うとしており、容体の変化に即時に対応できる体制を整えています。