第21回学長招待特別講演会を開催

2019年9月11日 トピックス

 2019年9月4日(水)、甲府キャンパスにおいて、第21回学長招待特別講演会を開催しました。今回は、和田理都子 野村証券株式会社金融公共公益法人部主任研究員をお招きし、「人口2/3激減時代の到来と「新」成長戦略 都市を測る?活かす:甲府市を中心に」と題してご講演いただきました。
 和田研究員は、日本の人口は100年後には5000万人ほどまで減少し、人口減?高齢化により人手不足が深刻化していくとの予測から、「労働者一人当たり生産性の強化?上昇」が最重要課題になると説明し、山梨県また甲府市などの経済状況の予測や今後直面するであろう課題についての分析を述べました。また、IoTやAI、再生可能エネルギーといった最先端技術の開発が生産性の劇的な上昇を可能にするとし、“知財?知恵の拠点”である大学が重要な役割を担うことになると説明しました。
 当日、和田研究員は島田眞路学長から客員教授称号を授与されたほか、ワイン科学研究センターにて本学の特色ある研究を視察し、大村智記念学術館を見学しました。