ドローンを活用した消防訓練を実施

2018年12月10日 トピックス

 平成30年12月4日(火)、甲府キャンパスにおいて、消防訓練を実施しました。

 今回は、本学で初めて、小型無人機ドローンを活用し、災害発生時に迅速?的確に人的?物的被害の状況を把握し、早期対応?復旧が可能であるかを実証する訓練となりました。

 訓練では、甲府キャンパスの建物3階で火災が発生したことを想定し、現場の発見者による連絡を大学本部が受け、直ちに危機対策本部が設置されました。その後、対策本部長である島田眞路学長の指示の下、自衛消防隊各班へ緊急連絡を行い、初期消火?学生の避難誘導?救護など、各班員は直ちに所定の任務にあたると同時に、ドローンを飛行させました。

 ドローンは、操縦及び安全航空管理の資格をもつ本学職員が操縦し、火災想定の建物の周辺を様々な角度や高さから撮影した映像が対策本部のモニターにリアルタイムで送信され、島田学長らが火元や延焼状況、逃げ遅れ等の状況や避難経路状況などを把握しました。

 今回の実践的な訓練により、ドローンが様々な災害現場で力を発揮できることを改めて認識できました。今後は、別の災害でも活用できるか、建物内での飛行が可能か、夜間での飛行が可能かなどを検証し、今後の有事対応に反映させてまいります。