平成30年度第2回山梨科学アカデミー交流大会で教員?学生らが報告?講演

2018年11月21日 トピックス

 平成30年11月17日(土)、山梨学院大学(甲府市)において、公益社団法人山梨科学アカデミー交流大会が開催され、アカデミー会員、企業?団体関係者などが出席しました。

 山梨科学アカデミーは、山梨県の科学技術の振興及び人材の育成を図ることを目的として平成7年に設立され、ノーベル医学生理学賞を受賞した本学卒業生?大村 智 特別栄誉博士が名誉会長を務めています。

 大村博士出席の下で開催された大会では、冒頭、第23回山梨科学アカデミー奨励賞受賞講演が行われ、本学からは植田郁生 工学部応用化学科助教が「揮発性有機化合物捕集デバイスの開発」をテーマに講演しました。

 また、県が設立した「大村智人材育成基金」で平成29年度に助成した「若手研究者奨励事業」の成果報告が行われ、本学からは以下の3名が研究発表を行いました。

?中嶋正太郎 医学部免疫学講座助教
「こころの変化がアレルギー性鼻炎(花粉症)の症状に与える影響の解析」

?佐野 勲さん(元 大学院修士課程教育学研究科教科教育専攻所属)
「淡水貝類を用いた水質浄化法の開発とDNAデータベースの構築」

?土橋祥平さん(大学院博士課程人間環境医工学専攻生体環境学コース3年)
「低酸素環境下の一過性運動が健康関連指標に及ぼす影響」

 更に、今中忠行 京都大学名誉教授が「生物的及び化学的エネルギー生産」と題し、超好熱菌の解析?利用や、炭酸ガスと水からの化学的石油合成について特別講演を行いました。

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 平成29年度山梨県大村智人材育成基金事業成果