第12回学長招待特別講演会を開催

2018年4月20日 トピックス

 平成30年4月18日(水)、甲府キャンパスにおいて、第12回学長招待特別講演会を開催し、学生?教職員等約100名が参加しました。今回は、黒田和秀 同志社大学客員教授をお招きし、「信念と証拠で現実に対応」と題してご講演いただきました。

 国際連合では旧災害救援調整官事務所(現 人道問題調整事務所:OCHA)で、また世界銀行では上級業務専門家として世界各国でご活躍されてきた黒田教授は、日本の国際貢献の実績?評価やグローバル化が進む社会での課題などを分かりやすく説明しました。

 また学生に対し、これから社会人として必要なキーワードを挙げ、英語によるコミュニケーション能力を高める必要性を説いた上で、「世界で起きる様々な出来事が自分の専門分野にどのように影響するのかを考えて行動すべき」と語りました。

 質疑応答では国際連合や世界銀行在職中のエピソードや、学生が海外へ留学?就職するためのアドバイスなどをいただき、有意義な講演会となりました。

 なお当日は、ノーベル医学?生理学賞を受賞した本学卒業生?大村智博士の記念展示を附属図書館で見学されたほか、ワイン科学研究センターで本学の研究に触れました。また、本学客員教授の称号を授与し、本学の教育研究に対しご指導いただくことになりました。